わたしたち
社会福祉法人永美福祉会は「幼児期の子どもを支える教育保育環境をつくる」という元教員であった初代理事長の強い思いにより1978年(昭和53年)に唐臼保育園(現「唐臼こども園」)の経営母体として設立されました。
その後、数年して現理事長が法人職員に加わりました。理事長は、過去に愛知県児童相談所の職員として働いていた経験から、障がいのある児童を育てるご家族からの相談に応じながら、障がいのある方々を支える環境づくりに関わり、1989年(平成元年)知的障がい者授産施設「しらさぎ福祉園」の開園にいたりました。その後ニーズに合わせて障がい福祉サービス事業を拡充してきました。
思いを受け止め、
思いを実現するために
「施設をご利用くださる全ての方に幸せを届けること」は私たちの願いです。
障がいのある方の中には意思表出が難しく、なかなか自分を理解してもらえないというケースが多くあります。
ことばだけに頼らず、表情やしぐさ、行動などからも利用者の方の意思を汲み取ることが大切です。職員一人一人の価値観で判断せず、利用者ご本人とそこに関わる人たちとも話し合い、意見を出し合いながら時間をかけ、「意思決定の支援」を重視してご本人の意向を汲んでいきたいと考えます。
障がいを有していることは、決して不自由ではありません。誰もが等しく「選択できる自由」を持っています。「今日は何を食べるか?」「どんな服を着て外出しようか?」など、毎日は選択の連続です。小さな積み重ねが、いずれ大きな結果を生み出すきっかけにつながります。
「自分の本当の気持ち」を職員と一緒に考え、自分の意思による選択・行動の結果、一人一人の目標や夢を実現していきたいと思います。
一人一人を尊重する
共に生きる社会へ
障がいのある方に必要なサポートは、年齢や生活状況、障がいの程度によっても異なります。
利用者ご本人の意思を第一に、ご家族や利用者のかたの支援にかかわっていた方などとも連携し、
一人一人に合ったサポートを一緒に考えて決定していきます。
私たちが目指すのは「全ての人がお互いを尊重して共に生きる社会」です。社会の一員として、施設だ
けにとどまらず、地域の方々と一緒に生活していける環境づくりに取り組んでいきます。
運営事業について
永美福祉会は児童福祉事業と障がい福祉事業を行っています。